ちゅうそん看護師のつぶやき&勉強ノート

日々のつぶやきや勉強したことを書いていきます。

新型コロナウイルスと人間の社会活動

新型コロナウイルスの感染者がここ数日で急増しました。
私自身はかなりの危機感を抱いていますが、皆さんはいかがでしょうか。
危機感もここ数日で高まったのは、志村けんさんの訃報による影響も大きいかもしれません。

以下、何点かニュースの抜粋です。

・3月31日東京で78人が感染し、感染経路不明者が40人以上
宮藤官九郎NHKやTBSスタッフなどテレビ関係者も陽性に
・医師(埼玉)や看護師(静岡)もちらほら陽性者が出現
京産大の感染者16名に

東京では感染経路不明者が急に増えており、そろそろ緊急事態宣言が出されるかなと感じました。おそらく小池都知事も出すかどうか迷い始めてるのではないかと想像します。個人的な意見としては、迷う段階で出すべきと思います。ニューヨークのように手遅れになる前の行動が今は必要ではないかと考えます。

ただし、ここで天秤にかけられているのが、人間の社会活動に関してだと思います。少し前にテレビの司会者かアナウンサーが、社会活動をなんとか続けながら感染を封じ込める対策を図っていきたいと話しているのを聞きました。ロックダウン(都市封鎖)はなんとか避けたいという意味だと思います。

オリンピックも同様に、なんとか開催をできないか考えた方が市民にも政治家にもいたと思います。この背景には、経済への影響や仕事への影響が考えられるためだと思われます。

この人間の社会活動についてですが、経済の中心地ほど、活動を控えるという判断が遅れるのではないでしょうか。

私自身医療者としては、「人間の社会活動」と「新型コロナウイルス感染による健康への悪影響」の二つを両天秤にかけて考え、人々の健康を守るために一時的な社会活動の停止が必要と考えます。

もしかしたら緊急事態宣言をして、外出を控えたとしても時間稼ぎにしかならず、超長期的な戦いがこの後も待っているかもしれませんが。